SMP ザカール 制作記04 ハンドパーツを自作!stlデータ無料配布中

ザカール制作記 04

SMP ザカール 制作記その4。今回はザカール用のハンドパーツをBlenderでモデリング、3Dプリンタで出力します。作成したデータの一部を無料配布してます。素人の作ったデータに需要があるか甚だ疑問ですが、レジンを無駄にしても構わない方はどうぞ(笑)

ハンドパーツをBlenderでモデリング!

このキット、全体的には格好良いのですが、部分的にやはりチープさが否めない箇所が所々にあります。

キットのハンドパーツも表情が乏しく全体の完成度に大きく影響しますので、もっと表現豊かなハンドパーツにしたい。

そこで今回もハンドパーツを3Dプリンタで自作して、全体の完成度アップを目指したいと思います。

キットは手首の接続部がボールジョイントなので差し替え可能ですね。せっかくですから何種類か作成していきましょう。

今回もご多分に漏れずBlenderでモデリングしていきます。

先ずはポーズのついていない素の状態をモデリング。

指の形状はキットに習って角指で作成することにしました。丸指も魅力的なのですが、それはまた次の機会に。

モデリング中に悩んだのは手のひらの形状。
劇中では殆どザカールの手のひらの形状を確認出来なかったのでレイズナーを参考に!と思ったのですが、レイズナーも中々手のひらを見せてくれませんね💧

色々観ていると結構あっさり目のデザインっぽいのですが、実際に劇中で観たイメージでモデリングしてみると流石に情報量が少なすぎて物足りない感じ。

かと言ってハイディテールで格好良いデザインを考えるのもハードル高いし、スケール的にも無駄になりそうなので、アニメの印象にプラスアルファ味付けする程度に修正加工。

手のひら部分に主張しない程度の段差を設けつつ、手の甲を別パーツ化して適当に誤魔化しました。

表現豊かなハンドパーツを目指して試行錯誤…

次に指のポーズを決めていきます。

まずは握り拳!これは必須ですよね。絶対に外せません。

それから平手も、キットと同じポーズの他にも何種類か欲しい。
大胆に見栄を切っている様なポージングも用意しておきましょうかね!

と言うことで以下の様なポーズでハンドパーツ計4種を書き出してみました。

こうしてポーズを付けてみると、ポーズを付ける前の、なんだかこれで良いのかな?感も払拭されてそれっぽく見えてくるから不思議!
如何に表情が大切かが良く分かります。

これだけあれば色々なポーズに対応出来そうです!

この後暫く眺めていて、ちょっと指が長すぎたので短くする修正を加えました。

いざ出力!

ポーズをつけた手のひらパーツをそれぞれstlデータに書き出します。

3Dプリンタだと片手だけデータ作成すれば反転コピーするだけ!大きく手間が省けて助かりますわ❤️

出力してキットに装着、比較した状態がコチラ。

うん、取り敢えずこれで進めてみましょう!また問題が出てくれば作り直すかも知れませんが…。

余談ですが、最近2Kから4Kの3Dプリンタに新しく買い替えたのですが、余り出力結果が思わしくなくかれこれ3ヶ月以上モヤモヤした気持ちが続いています。

いろいろ調べて試しているのですが、中々改善出来ません。

この事については、使用している機種の紹介や使用感も含め、いつか纏めて書いていきたいと思っています。

手首に市販のボールジョイントを利用

腕と拳を接続するボールジョイントの直径は約3mmでした。今回は前回の失敗を教訓にして市販のボールジョイントを使用します。

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ザカール制作記 03

HOBBY BASEのPPC関節技 ボールジョイントミニの軸2mm,ボール部3mmがフィットするのを事前に確認しておいたので拳側には直径2mmの穴を設けてあります。

ボールジョイントは腕側に付けておき、軸に拳パーツを挿して付け替える方式にしました。

今回使用したHOBBY BASEのPPC関節技 ボールジョイントがリニューアルされるそうです。いろんなサイズが入っていて愛用していました。今のうちに買いだめしておいたほうが良いのかしら?

ハンドパーツ、一部をダウンロード配布します。

今回ザカール用に作成したハンドパーツ、取り敢えず握り拳のデータだけですが3Dプリンタで使用出来るstlデータで無料配布します。

素人の作ったハンドパーツなんて需要があるのか疑問ですが、もし「試しに利用してやるよ」と思われた奇特な方は、ダウンロードデータには右腕しか含まれていませんので反転複製して利用して下さい。

万々が一、多くの方が興味を持ってくれた!なんて事があれば他ハンドパーツの公開も検討しますが、まず無いでしょう(笑)

サイズ感や形状はダウンロードリンク先に参考写真を載せておきますので、ご利用はご自身でご判断下さい。

少し大きさを変えて出力すればガンプラのHGシリーズにも流用出来るんじゃないでしょうか。

まとめ

次回は個人的に不満が多いレーザード・ガンをこれまた3Dプリンタで作り直そうかと思っています。

ついでにバックパックに懸架出来るようにもしたいですね!さて、どうやって実現させよう…。

拳のパーツは今回作ったので、銃を握っている状態も一緒に出力して、キットを超える格好良いレーザード・ガンを目指します。

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ザカール制作記 04
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