SMP ザカール 制作記05 レーザード・ガンと兵装マウント部の改修

ザカール制作記 05

SMPザカール 制作記その5。キットには武器としてレーザード・ガンが付属していますが、ちょっと作りが甘く感じました。そこで思い切って一からモデリングして3Dプリンタで出力したものに置き換えます。また、バックパックにも懸架出来る様にしていきましょう!

キット付属のレーザード・ガン…色々不満が見えてくる!

劇中、ザカールは武器として唯一レーザード・ガンを装備しています。

当然このキットにも付属しているのですが、キットのレーザード・ガン、一見特に問題なさそうに見えても、見慣れてくると不満な所が見えてきます。

ストックが小さかったり、トリガーガードが欠けていたり、そもそも小さすぎるのでは?など。

そこで思い切って一から作り直す事にします。

どうせ作り直すのなら…っと言う事でバックパックにも懸架できる様な工夫も盛り込んでみます。

レーザード・ガンのモデリング

今まではパーツをモデリングする際、キットの寸法を測って数値を元に作成していくことが多かったのですが、今回はあまり設定やキットの形状にとらわれず雰囲気重視でモデリング、後からサイズ調整する形をとってみました。

このレーザード・ガン、いざモデリングしていくと、結構単純な形状なのでそれほどモデリングには悩みません。

ある程度形になったところで一旦仮出力して大きさや雰囲気を確認します。

う〜ん、流石にちょっと長すぎました…。
形状はこんな感じで問題無さそうなので、ここから細部モールドを完成させつつ直立時に肘を伸ばしても銃口が地面に付かないスレスレ程度にコンパクト調整。

出力後の表面処理作業を考慮して、バレル、バレル下部の突起、本体、左右パイプモールド、握り拳とグリップ、グリップのみ、の7パーツ構成にして、表面処理した後に組み立てられるよう分割しました。

最終的に出力したものが以下の写真。

両サイドのパイプ状モールドは表面処理が終わってから接着する事に。

懸架時と装備時は、それぞれグリップパーツを差し替えることで対応させます。

バックパックの兵装マウントパーツを作成

次はレーザード・ガンをバックパックに懸架させる工作を行います。

バックパックの両サイドにある兵装マウントパーツには、設定上、凸を逆さまにした形状の窪みがあり、その窪みに銃ストック側のフックをかける設定ですが、キットでは丸い穴が開いているだけなんですよね。モールドが再現されていません。

そこでこの部分も自作パーツに置き換え、兵装マウント部とストックを磁力で接続出来る様にします。

レーザード・ガンの方は予め磁石を埋め込むスペースを確保しておいたので磁石を仮止めしてから本題のバックパック兵装マウント部の作業を行ないます。

元のパーツはバックパックを組んでしまうと挟み込みで固定されてしまうので、自作パーツでは完成まで取り外しが出来るように変更、パーツ分割してモデリングしました。

出力したらマウント部側のパーツの中にもΦ3×1.5mmの磁石を仕込んで組立て。

片側しか利用することは無いと思われますが、念の為、左右ともに磁石を入れておきました。

接続出来るようになったので、今度はレーザード・ガンのマウント位置を調整。

若干ストック側の磁石の位置を内側に移動させる事にしました。

懸架時の銃の位置が決まったら、ストック側の磁石を固定して穴を塞ぎ、表面を慣らせば工作作業の終了です。

まとめ

今回の作業中、バックパックにも気になる箇所が色々出てきました。

最低でもバーニアは作り直した方が良さそう。両サイドのウィングも一度切り離した方が工作し易そうですね!

面積が広い割にモールドも少ないので少し寂しい感じも…今後何かしら改善していきたいです。

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