SMP ダルジャン 制作記02 肩と上腕の加工&メタルクローを可動させる!

SMPダルジャン 制作記 02

SMP ダルジャン 制作記その2。キットのままでは肩と足首の軸が強度不足に見えます。今回は肩関節の構造を変え、更により広範囲に可動する様作り変えていきます。そしてダルジャンの代名詞、左腕のメタルクロー!キットは固定ですが可動出来るようにします!

肩関節軸パーツの強度が不安…

ダルジャンの肩関節は軸部分が別パーツ化されています。

この軸パーツ、見た感じが何となく強度不足に思えて、腕を動かしている間に根元から折れてしまうのでは無いかと若干不安です…。

そこで補強を兼ねて肩関節をボールジョイントに置き換え、前回のザカールと同じ構造にする事としました。

上下前後にスイング出来るようになるので現状よりも銃の両手構えがし易くなる効果も狙います。

更に、毎度の事ながらバンダイのロボットプラモデルはボディと腕との距離が離れ過ぎなので、これも一緒に改善してしまいましょう。

肩関節のボールジョイント化

先ずはボディの肩軸パーツを差し込む部分を、外側からリーマーで大きく開口します。

そして内部にボールジョイントの受け口を設けますが、そのままでは収める事ができなかったので襟?を少し削り、無理やり瞬間接着剤で覆うように閉じ込めて固定しました。

その工作を行った直後の写真がこちら

この写真を撮った後、念には念を入れて腕との接続軸を金属棒に変更して更に強化しました。

上腕の形状が設定と違う

ボールジョイントにした事で元の肩パーツが使えなくなりましたので、設定と大きくかけ離れた形状の上腕と共に3Dプリンタで作成していきます。

軸を差し込む肩の部分は出力後、中にポリキャップをハメられるようにしておき、前後に分割して出力します。

次に上腕ですが、形状が設定とはずいぶん異なります。

設定画と見比べると一目瞭然なんですが、肩パーツの一部が上腕に被さるような形状で、全体的に曲線で構成されていますね。

そして断面は楕円形になっているように見えます。

設定のまま楕円状にモデリングしてしまうと上腕を回転させるのに不都合なので、見た目をなるべく維持しつつ断面を真円に維持した形状にモデリングしました。

出力した結果が以下の写真です。

キットと比べるとだいぶ設定に近づいたのでは無いでしょうか?

また、肩のスイングが銃の両手持ちにどの程度効果が出たのかも検証してみましたが、こちらは予想していたよりも変化が感じられませんでした。

銃と拳の方を工夫すればもう少し見栄えが良くなるかもしれません。

因みに今回肩の内部に使用したポリキャップはWAVEのPC-02を、ボディのボールジョイント受け口にはBJ-04を使用しました。

左腕のメタルクローを可動させたい!

次の作業は左腕のシールドについているメタルクロー。

ダルジャンと言えばレーザード・バズソーかこのメタルクローを思い出す方も多いのではないでしょうか?

劇中でもSPTの頭部を粉砕したり、クスコの聖女、ジュリアを拘束したりと印象的な使われ方をしていましたよね!

残念ながらキットでは固定なので、ここは是非!名シーンを再現出来るよう可動式に作り直しましょう!!

限られたスペースに可動ギミックをどう仕込む?

先ずはクローを可動させるギミックを考えなければなりません。

当初は、3つあるクローの開閉を歯車などで連動させようと色々考えたのですが、スペース的に厳しい!

っと言うのはこのシールドの先端にはニードルショットと言う、もう一つの近接武器が仕込まれているので、メタルクローを可動させる為に割けるスペースは限られています。

散々悩んだ挙句、クローの開閉連動はボツ!

個別にクロー部分がスライドさせられるだけにしました。

方法は超シンプル!シールドの裏側に薄めの金属板を設置、各クローの根本にはネオジム磁石を仕込んで金属板と接続、シールド上に設けた溝に沿ってクローの位置を変える。

この方法が一番省スペースで、ニードルショットのギミックもギリギリ仕込むことが出来ました。

少々不満は残りますが、主目的であるクローの可動は実現し、保持力も取り敢えずは及第点です。

まとめ

次回の作業ですが、ダルジャンの名シーン再現に欠かせないオプションパーツをいくつか制作していこうと思います。

レーザード・バズソーはキットにも付属していて、クリアパーツ成形で良く出来てるのですが、レイズナー好きとしては少々不満があります。

詳細は次回に長々と語りたいと思いますので、宜しければお付き合い下さい。(笑)

と言う事で今回はこの辺で。

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