SMP ダルジャン 制作記その5。キットのレーザードガンはとても貧弱な感じなので3Dプリンタで作成し直します。このレーザードガンは死鬼隊共通ですので、今後他の機体を制作した時にも流用出来るように納得いくまでモデリングしていきたいと思います。
レーザードガンは死鬼隊4機とも共通
このシリーズのキット、ライフルがなんだかとてもチープに見えてしまうんですよね。
それと言うのも、やはりグリップがただの棒で、拳の方も往年のガンプラ旧キットさながら丸い差し込み穴がぽっかり開いています。
このままキットのレーザードガンを使用するのはちょっと納得がいきません。💦
・・と言う事で今回もモデリングして3Dプリンタで出力したものを使用したいと思います。
モデリングしていく上でイメージとしては、死鬼隊のレーザードガンは4機とも共通の量産品なのであんまり強そうな銃のイメージにはしたくないですね。
死鬼隊各機は接近戦に特化した武装がメイン。
飛び道具にはあまり重きを置いてないような、いかにも量産品っぽい感じを狙いたいと思います。
死鬼隊各機のライフルをチープな外観にすることで、5体全て並んだ時にザカールのレーザードガンが如何に”スペシャル”であるかを強調出来れば更に良し!
レーザードガンのモデリング開始
それでは早速モデリング!・・・していきたいのですが、死鬼隊のレーザードガン、残念ながら資料が手元にありません。
ネットで詳細な画像が無いか検索したのですが、ずばりソレ!といった画像が見つかりませんでした。
そこで今回はキットと、ネットで見つけたガレージキットのレーザードガンの画像を頼りに、ハッキリと確認出来ないところは自分流アレンジをして進めていくことにしました。
(その後、オークションにて設定資料が掲載されている冊子を落札しました。)
先ずは大まかな形状を作ります。
形状は比較的簡単なので基本的な図形を重ねていけば直ぐにそれっぽい感じになりました。
一旦、大きさを確認するために仮出力。
アサルトライフルとサブマシンガンの中間的な大きさにしたかったので、もう少しサイズを調整します。バレルはもっと短くした方が好みですね。
形が決まった所から細かいディテールも少しずつ加えていきます。
最終的に以下のような形状になりました。
完成した武器類を先に塗装
本体の方は置いておいて、これで武装類が完成しましたので、前回作成したレーザード・バズソーと共に先に塗装を済ませました。
塗装を終えた武器類がこんな感じ。上が今回3Dプリンタで作成したもので、下がキット。
今後レーザド・ガンについては、これを他の死鬼隊の各機にも流用していくことになります。
因みにライフルが2つあるのは、背部側面にマウントする時の差し替え用。磁石で取り付ける事が出来ます。
また、死鬼隊各機は拳の大きさや形状が違うのでグリップ部分を別パーツとしてモデリングしてあり、差し替えることが出来るようにもなっています。
背部と脚部のバーニア周辺も出力パーツに置き換え
ダルジャンはSPTではなくMFなので、レイズナーのようにバックパックを換装できません。
胴体と一体になった背部のバーニアは、キットのままだと固定式となっています。
設定では基部がボールジョイント状になっていますので、実際にボールジョイントへ差し替えてバーニアの方向を変えられるようにします。
手頃なボールジョイントが見つかったので直径を測り、キットのバーニアを接続するパーツを参考にBlenderでモデリングしてボールジョイントを差し込めるよう、パーツをモデリングして新規にパーツを出力しました。
次に脚部ですが、バーニアが密集しています。
このままだと作業がし難いのでスタビライザーを全て切り飛ばし、バーニア自体も自作したものに置き換えていきます。
こういった、同じ作業を繰り返すのは本当に苦行ですね!しかも左右対称の2対。なるべく左右対称になる様気を使わなければなりません。
ただ、少しでも見栄えを良くするためにはこの作業を乗り越えなければ!
結果的にはやった甲斐があったと個人的には思います。
コックピット内のゴステロを作成
前回、頭部を3Dプリンタで作成した際に、パイロットの目安として簡易的な人形を配置して一緒に出力してありました。
その簡易的な人形を加工して、パイロットであるゴステロに見える様加工していきます。
加工を終えて塗装直前の状態はこんな感じ。
そして塗装を終えたものが以下になります。
なんだか塗装する前の方がゴステロっぽかった様な気もしますが、個人的には満足な出来となりました。
Twitterにこの写真を挙げた際にも、塗装前の状態の方が”いいね❤️”が多かったですね。
ちょっぴり複雑な心境ですwww
まとめ
今回までで3Dプリンタで出力する予定のパーツはすべて出力し終えました。
あと残す作業は、気になる点があれば手を加え、塗装に入る予定です。
次回は塗装と、ゴステロ立像の制作過程を記していきたいと考えています。